市川の整体なら「いちかわ駅前整体院」つらい痛みを根本から改善

*骨盤とバランス*

 骨盤のバランスが崩れている、身体が捻じれているなどと言われた事がある方結構いると思いますが、具体的にどうバランスが崩れているかご存知でしょうか?

 骨盤の関節異常はレントゲンなどの画像検査ではわかりません。それは骨盤の変形や大きな歪みではなく、重心バランスによる骨盤の傾きから起きる筋肉膜の張力バランスの不均衡や、関節のストレスからくる骨盤の関節を取り巻く結合組織(筋膜や靭帯)の損傷・変化・炎症によるもので、それらは画像検査では確認することができず見逃されてしまいます。ヘルニア

*骨盤の構造*

 まず骨盤とは左右の寛骨と後方の仙骨および尾骨を合わせた骨になります。寛骨は上部の腸骨・前下部の恥骨・後下部の座骨から形成されています。

(この3つの骨は16~17歳までは軟骨で結合し、成人になると骨結合し1個の寛骨となる)

この寛骨と仙骨でつくられた関節を仙腸関節といい、骨盤で重要な関節としての働きをしています。

 また、女性と男性での骨盤の形も違います。女性は妊娠・出産に適合するため違いがあります。

腸骨・・・寛骨の上の部分にあたる。前方にある突起を上前腸骨棘(ASIS)後方にある突起

     を上後腸骨棘(PSIS)があり、骨盤の傾きや位置を触診する際に触れる場所で

     もあります。

恥骨・・・寛骨の下前方にあたる。左右の寛骨を前方で繋ぎとめる恥骨結合をつくる。

     この恥骨結合は妊娠期にホルモンの影響で少し離開すると言われています。

坐骨・・・寛骨の下後方にあたる。お尻を触れたときに吐出した骨があるのがそれです。

仙骨・・・5個の仙椎が癒合してできた骨。側面には耳のような耳状面とよぶ大きな関節

     面があり、寛骨と仙腸関節をつくる。

尾骨・・・3~5個の尾椎が癒合したもの。第1尾椎にだけは短い横突起がある。

*骨盤の調整*

 皆さんが一般的な骨盤矯正や整体などで整えるのはこの仙腸関節を整えています。

 解剖学的には不動関節(動かない関節)とされていますが、実際には前後方向に3~5ミリ程度回転し動きます。少ない可動域ですが、スムーズな歩行やバランスの調整、上半身の受け皿などとても重要な関節です。

 骨盤は輪になっており(骨盤輪)左右の寛骨の位置がズレると仙腸関節の機能が悪くなり、身体のバランスが崩れ捻じれが生じてしまいます。例えば、右の寛骨が上下にズレる事により足の長さが変わり重心の位置がズレ、股関節痛・股関節の詰まり・膝関節痛の症状がでたり、また左右にズレることで身体の捻じれからくる不調や骨盤が開いて下半身の代謝が悪くなり冷えや浮腫みなどの症状が起きたりします。改善

*骨盤の安定*

骨盤を安定させる運動で最も効果的なのは歩くことです。

 現代の社会ではこの歩行が足りてない方が多く、自転車や車・バス・電車など乗り物に乗ることが多いと思います。家事や仕事で動くことはあると思いますが、しっかりとした歩行=ウォーキングでなければ骨盤の安定性は保たれません。

 逆に骨盤を不安定にさせる要因としては、イスにもたれ掛ける様に座る猫背姿勢です。骨盤を後方に後傾させ仙腸関節に大きなストレスを与えます。長時間このような姿勢でいると痛みが出たり、腰痛を起こす原因にもなりますので、気をつけましょう。

*骨盤と歩行*

 歩行での骨盤の動きは、足を振り出したとき骨盤は後方に回転し、後ろ足の骨盤は前方に回転します。この骨盤の動きは左右で反対の動きをしており、このような歩行時の運動により骨盤の仙腸関節は滑らかな運動と荷重負荷による安定性が保つことができます。

 しかし、骨盤のバランスが崩れると歩幅が狭くなり、十分な骨盤回旋が行われず身体に影響が出ますので、骨盤を整えしっかり足を踏み出し大股で歩くようにしていきましょう。

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